光の郷の、いにしへがたり

奥州藤原氏と北日本の歴史から流れてきた、アニミズム的気づきをまとめています。

中尊寺蓮と奥州藤原氏の女性たち.

 


f:id:Phrasedumiroir:20190714183852j:plain

 

平泉から帰宅して1週間が経とうとする一昨日.

中尊寺ハスの開花」のお知らせと出会いました.

 

4代 藤原泰衡の首桶から出てきた800年前の古代ハスの種が、

長い時を経て、復活.

現在、さまざまな場所に株分けされていて、

その美しい姿を楽しむことができるようになりました.

 

私が初めて中尊寺ハスを見たのは、2015年に「江刺藤原の郷」で.

盛岡にも株分けされていることは知っていたのですが、

足を運ぶ機会がありませんでした.

ですが、今回ようやっと、扉が開いたようです.

 

f:id:Phrasedumiroir:20190714180309j:plain

 

盛岡駅からバスで10分ぐらいのところに、この場所はあります.

この辺りに、奥州藤原氏を支えた女性たちの実家 安倍氏の館があったんですね.

 

清衡公のお母さん、側室、基衡公の奥さん(継室)

 

そこに植えられている、中尊寺蓮は、

どうにも、彼女たちの象徴、特に、清衡公のお母さんの象徴のような.

今年5月にえさし郷土文化館で出会った中尊寺経(レプリカ)を思い出します.

このお経の最後に清衡公と共に、お母さん、そして、後三年の役で亡くなった

奥さんの署名も添えられていたんですね.

これを見た時、

 

清衡公が感じていたお母さんの存在、お母さんとの関係、

お母さんが清衡公に与えた影響、ってどんなものだったのだろう.

 

そんな疑問を感じたことを思い出しながら、

ここに植えられている中尊寺蓮に会いに行きました.

 

f:id:Phrasedumiroir:20190714180246j:plain

ハス自体は2012年に植えられたもの.

こちらも、今年7年目を迎え、8年目に入ったところです.

8は

 

無限、エネルギーが飽和状態になって、広がっていく、

 

という意味を持つ素敵な数霊です.

そんな数霊をまとった、中尊寺蓮の開花はやはり、特別な意味を持っているのでしょう.

.

f:id:Phrasedumiroir:20190714175648j:plain

 

開花2日目.周りをシオカラトンボ

ぶんぶん かっ飛ばしていました.

 

このハスが咲いている池は、人工池.

元々はもっと大きな池だったそうですが、

一度水を抜いたそうです.

その後、ハスを植えるために、ハスが成長するのに適した形で

作ったのだとか.

 

なので、周りを見回すと、その名残が残っています.

 

 

f:id:Phrasedumiroir:20190714180155j:plain

 

昔の池にあった島に生えている、雌龍の松.

 

f:id:Phrasedumiroir:20190714180215j:plain

こちらは旦那様、雄龍の松.

 

そして、この周りをかっ飛ばす、シオカラトンボは、

この、中尊寺蓮が育っている小さな池で生まれているそう.

トンボは英語で「Dragon Fly」といいますから、

彼らの子供たちですね.

 

蓮は観音さまの花.

きっと、

蓮の妖精を乗せて、トンボは周囲をかっ飛ばしている.

そう、龍が観音様を頭に乗せて、かっ飛ばしているように.

 

そんなことを思いながら、中尊寺ハスを愛でていました.

 

f:id:Phrasedumiroir:20190714180133j:plain

 

もう一つ、花のつぼみが.

こちらは、7月30日ごろ開花予定.

今回はやぎ座満月直前の開花で、

満月の頃には花びらが落ち、次の進化へ向かいますが、

こちらは獅子座新月直前の開花予報

これもまた、なんとも完璧な宇宙のスケジュール.

 

また、そのころ、会いに来るね.

 

と、帰りましたが、

その後に起こったシンクロが♨

 

7月17日ー18日 早池峰神社宵宮祭と例大祭.

やぎ座満月 部分月食つきに

あまりにもジャストミートすぎます.

 

奥州藤原氏を支えていた女性たちの生命の輝きを知りたいなら、

早池峰山を観てごらん、感じてごらん

 

そんなメッセージのよう.

 

明日から、やぎ座満月のエネルギー下に入っていきますね.

明日は鬼鹿部の発表を観に行こうと思っていたんですが、

容赦なく、より良い方、より素晴らしい方へ変更になりました.

 

ホント、とりあえずの世界を私たちは生きている...んですね.