中尊寺蓮と奥州藤原氏の女性たち.
平泉から帰宅して1週間が経とうとする一昨日.
「中尊寺ハスの開花」のお知らせと出会いました.
4代 藤原泰衡の首桶から出てきた800年前の古代ハスの種が、
長い時を経て、復活.
現在、さまざまな場所に株分けされていて、
その美しい姿を楽しむことができるようになりました.
私が初めて中尊寺ハスを見たのは、2015年に「江刺藤原の郷」で.
盛岡にも株分けされていることは知っていたのですが、
足を運ぶ機会がありませんでした.
ですが、今回ようやっと、扉が開いたようです.
盛岡駅からバスで10分ぐらいのところに、この場所はあります.
この辺りに、奥州藤原氏を支えた女性たちの実家 安倍氏の館があったんですね.
清衡公のお母さん、側室、基衡公の奥さん(継室)
そこに植えられている、中尊寺蓮は、
どうにも、彼女たちの象徴、特に、清衡公のお母さんの象徴のような.
今年5月にえさし郷土文化館で出会った中尊寺経(レプリカ)を思い出します.
このお経の最後に清衡公と共に、お母さん、そして、後三年の役で亡くなった
奥さんの署名も添えられていたんですね.
これを見た時、
清衡公が感じていたお母さんの存在、お母さんとの関係、
お母さんが清衡公に与えた影響、ってどんなものだったのだろう.
そんな疑問を感じたことを思い出しながら、
ここに植えられている中尊寺蓮に会いに行きました.
ハス自体は2012年に植えられたもの.
こちらも、今年7年目を迎え、8年目に入ったところです.
8は
無限、エネルギーが飽和状態になって、広がっていく、
という意味を持つ素敵な数霊です.
そんな数霊をまとった、中尊寺蓮の開花はやはり、特別な意味を持っているのでしょう.
.
開花2日目.周りをシオカラトンボが
ぶんぶん かっ飛ばしていました.
このハスが咲いている池は、人工池.
元々はもっと大きな池だったそうですが、
一度水を抜いたそうです.
その後、ハスを植えるために、ハスが成長するのに適した形で
作ったのだとか.
なので、周りを見回すと、その名残が残っています.
昔の池にあった島に生えている、雌龍の松.
こちらは旦那様、雄龍の松.
そして、この周りをかっ飛ばす、シオカラトンボは、
この、中尊寺蓮が育っている小さな池で生まれているそう.
トンボは英語で「Dragon Fly」といいますから、
彼らの子供たちですね.
蓮は観音さまの花.
きっと、
蓮の妖精を乗せて、トンボは周囲をかっ飛ばしている.
そう、龍が観音様を頭に乗せて、かっ飛ばしているように.
そんなことを思いながら、中尊寺ハスを愛でていました.
もう一つ、花のつぼみが.
こちらは、7月30日ごろ開花予定.
今回はやぎ座満月直前の開花で、
満月の頃には花びらが落ち、次の進化へ向かいますが、
こちらは獅子座新月直前の開花予報
これもまた、なんとも完璧な宇宙のスケジュール.
また、そのころ、会いに来るね.
と、帰りましたが、
その後に起こったシンクロが♨
やぎ座満月 部分月食つきに
あまりにもジャストミートすぎます.
奥州藤原氏を支えていた女性たちの生命の輝きを知りたいなら、
早池峰山を観てごらん、感じてごらん
そんなメッセージのよう.
明日から、やぎ座満月のエネルギー下に入っていきますね.
明日は鬼鹿部の発表を観に行こうと思っていたんですが、
容赦なく、より良い方、より素晴らしい方へ変更になりました.
ホント、とりあえずの世界を私たちは生きている...んですね.