光の郷の、いにしへがたり

奥州藤原氏と北日本の歴史から流れてきた、アニミズム的気づきをまとめています。

天に積んだ宝を見つける。

食はドラゴンヘッド(テイル)付近で

新月や満月を迎える時に起こります。
 
月や太陽が消えたり、欠けたり
そして再び現れる姿に古代の人々は畏れを持ち、
様々な祈りを捧げました。
 
時空のエネルギーを観察してきてわたしの中では
「食」は民族意識の「再生」「リセット」「書き換え」という解釈をしています。
 
ドラゴンヘッド(テイル)は、
過去生や先祖など”民族的カルマ”に関わる集合意識の場だと
感じています。
 
その書き換え。

 

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2009年辺りだったでしょうか。

単に自分の仕事で必要だったために、

学び始めた「ブランディング」の世界。

そこから、この土地は、

この土地が持つ

様々な「宝」の存在を教えてくれるようになりました。

 

もちろん、その「宝」を受け取る前に

しなくてはいけないこともたくさんありました。

その、宝を受け取るために必要な「全て」は、

既に預けられてもいたなぁ。

 

そんなことを振り返りながら、

この記事を眺めるやぎ座満月です。

 

日本人にとって、東北の歴史、というのは、

どこか「触れてはいけないもの」という感覚があるのかもしれません。

 

それは、この土地に住む人にとっても同じようで、

自分が生きる世界の否定、という形で表れている場面を

さいころから何度も繰り返し見ることとなり、

最近ではもう、パターンを見抜けるようになってしまうほどになりました(笑)

 

それは潜在意識で起こっている、

それも集合無意識の中で起こっていることなので、仕方がないな。

 

という、諦念を持つようになったんですが、

この諦念を持つことで動き出したのが、

ブランディングの手法を通じてスタートした「宝の発掘」作業でした。

丁度、「地域ブランディング」という言葉が注目されていた時期で、

そういう情報が入りやすくなっていました。

 

自分の仕事で使う予定の手法が、こっち?!

驚いたことはいうまでもありません。

 

 その流れの中で出会った言葉に

テロワール、という言葉があります。

 

ワインではおなじみの言葉ですね。

 

ブドウの木が育つ土地の風土と

その風土の個性を大切にしながら、ヒトが手を加えることで、

いいブドウが育ち、よいワインができる。

 

この、営みとブランディングの知識、そして、

私が仕事にしている、「教育」というフィールドが

バッティングし、宇宙から見える、壮大ないのちの営み、

流れのイメージが流れてきました。そのイメージを言語化すべく、

この10年ほど、いろいろとインスピレーションに導かれるまま、

作業にあたっているところです。

 

ヒトであれ、モノであれ、言葉であれ、

この、次元に「物質」として現れることができる、

ということは、

天に積まれた宝が

この世界に生を受けることと同じ。

 

あなたの生命は、

この地が幸せになるようにと

誰かが天に積んだ宝が現実化したもの。

 

そんな言葉が、今朝現われていました。

 

私の父と母にゆかりが深い言葉があります。

 

天に順じて、天を敬して、人を愛する。

 

天に順ずるは母の家系に深い縁のあるコトバ、

敬天愛人」は西郷隆盛の言葉ですが、父が大切にしていた言葉でした。

 

2人とも、天をキーワードに持っているあたり、面白いつながりですが、

この言葉が、奥州藤原氏にゆかり深い土地に呼び寄せたのかもしれない、

そんなことにも気が付く、満月の朝。

 

エネルギーの一つのレベルの書き換えが終わったようです。