光の郷の、いにしへがたり

奥州藤原氏と北日本の歴史から流れてきた、アニミズム的気づきをまとめています。

鹿をだしに、呼び出される七夕.

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前日.ツイッターにていっぱい流れてきていた「蔵まち市」@江刺と
「平泉遺産まつり」@平泉の写真。
最近、意識が宇宙と素粒子にぶっ飛んでいたため、
どっちかに行って、バランスを取りたいなぁ。
素粒子本片手に、朝、ぼやぼや検索するに。

平泉遺産まつりのほうに、今日は行山さんの「鹿」でる!
・・・というわけで、平泉行き即決です。

駅に着き、乗った電車は8時9分の電車。

7月7日8時9分。見事なぞろ目スタート。

あー来た来た。

こういうシンクロが起こる時、というのは、

宇宙意識の自分、魂のリズムの中で、エネルギーを調和するために

現実化していることです。

数霊上、7月14日が清衡公の命日なので

(旧暦なので、本当はもうチョイあとですが、)

江刺か平泉かどっちかに呼び出されるかな。と思っていたんですが、

今回は平泉でした。

平泉駅に着くと、循環バスがあります。

この循環バス、先に毛越寺に止まるので、そっちで降りるヒトが多いですが、

私は先に中尊寺に向かいます。

というのも、中尊寺はどうも、伊勢の外宮のような役割を感じるのです。

 

新しい豊かなエネルギーを受け取るために、

まず、今までの自分をリセットする。

 

豊かな木立の参道で、新鮮なエネルギーのシャワーを浴びながら、

金色堂、ではなく、一番奥にある、白山神社に先にお参りです。


中尊寺一番奥にある白山神社は、石川県に本宮のある
白山比咩神社の分社です。

 

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850年慈覚大師が勧請したといわれています。
当時の東北仏教の中心地は、北上・国見山。

この辺り、なんにもなかったでしょうね。
十一面観音を自ら彫って奉納した、という場です。

 

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石川にある本宮、白山比咩神社は3回ほど足を運んでいるので、
中尊寺に行くと、なんとなく、先にここに来ます。
ここまでの道、木立ちの雰囲気、白山本宮に似ていますが、
こっちは坂が狭くて、急かな。

石川の本宮のほうはもうちょっと道幅が広く、ゆるやかです。

でも、佇まいはそっくり.道すがらの木立も、似ています.

 

なので、いつも本宮にお参りしているような感覚に陥ります。

 

白山神社にお参りした後、金色堂

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もう、何度も来てるので、外から。
最近、藤原三代、身近すぎちゃって(特に清衡さん)
じいじって呼んでしまってます。

ブレない人たちが収まってますから、

いつ来ても、教科書に載ってるまんまの風景です。

 

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帰り道、あじさいが綺麗に咲いている場所に出ました。
そばにいた観光客の人が、「鎌倉に負けないね!」と言ってましたが、
確かに、この風情は、アジサイで有名な長谷寺といい勝負です。
長谷寺・・・ここも本尊が十一面観音ですねぇ♨
長谷寺も何度も行ってますが、確かに、長谷寺のミニチュアっぽい。

とりあえず、中尊寺はさくさくとお参りを済ませ、
「循環バスるんるん」に乗って、遺産まつり会場へ向かったのですが、

なんと、毛越寺手前でカメラの電源が切れ、写真が撮れなくなりました。

朝、いきなり決めたため、充電器も忘れていた。。。

 

でも、それは仏様の暖かいお心。

 

そう受けとって、毛越寺、遺産まつり、

お目当ての鹿踊を楽しんだところで、はっと気が付く。

 

「夕方、仕事があったの忘れてた(汗)」

 

あわてて駅に向かい、到着すると、

ちょうど20分後に電車がやってくる♪♪

そして、仕事の1時間前に帰宅することができました。

 

宇宙意識の自分が現実化することは、

一見何が起こっているか理解できず、予測不可能なことばかりですが、

一つの流れが収束して、振り返ってみると、とても美しい営み。

 

佐治晴夫さんの「それでも宇宙は美しい!」という本の中にでてくる

数学のエピソードが思い浮かびます。

 

美しく解くとは、無駄なく、単純明快に解くこと。

一つの目的に向かって、バランスを取りながら

ゆらゆらと試行錯誤を続ける営みこそが生命の特徴であり、

美しさ。

 

・・・この本、図書館から借りているんですが、

2日たった本日早朝、「中尊寺落慶供養願文」の一部が、

著者による現代訳で載っていたことが判明。

めちゃめちゃ鳥肌が立ちましたとさ。

 

今年はケプラーの「宇宙の調和」が誕生日前後やってきていたんですが、

「宇宙の調和」・・・キーワードのようです。 

 

それでも宇宙は美しい!: 科学の心が星の詩にであうとき

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